(´<_` )は気付くようです

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兄はいつも、クソみたいに俺に構ってきやがった。俺はそれが鬱陶しくて仕方なかったんだ。 ( ´_ゝ`)『なぁ弟者!一緒にゲームしようぜ!!』 どれだけ突き放しても、どれだけ冷たい言葉を吐いても、俺に話し掛けることをやめようとはしなかった。 (´<_` )『うるせぇんだよ。てめぇに構ってる暇はねぇから出てけ』 ( ´_ゝ`)『忙しいんだな!そうか、そりゃ仕方ないな!』 いつも明るく脳天気であの兄、あーうざいうざい。 俺は、家庭というものが好きではなくて。家では一日、誰とも話さないというのも珍しくはなかった。 ( ´_ゝ`)『なぁ弟者!ご飯出来たみたいだぞ!行こう!』 ―――――この兄を除いては、だったな。 そうだな、俺はこういう性格だったからきっと兄に反発してしまったんだ。 俺が家でも明るい奴だったら、兄からの数々の誘いに何の抵抗もなく乗り、毎日一緒に遊び倒すいわゆる『仲良し兄弟』になれたのかもしれないな。 ( ´_ゝ`)『なぁ弟者、本当に家族旅行行かねぇのか?』 いや、もしかしたら兄は、俺が反発するから構いまくって来たのかもしれない。そういえば俺の反抗期の、中学生くらいからあんな鬱陶しくなったような気もするし。 だったら何だ?このどうしようもない弟の、心を開いてやろうと? はっ、ちゃんちゃらおかしいわ。 (´<_` )『黙れよ、行かねぇっつってんだろ』 無理だよ、何しても。俺はあんな奴と馴れ合う気は一切ねぇし。もしそうだったとしたら、お前の人生無駄に終わったな、残念。 ( ´_ゝ`)『弟者ほら、お土産!これで少しでも、一緒に行った気になれるか!?』 ああぁぁぁ、うっぜぇー 、
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