(´<_` )は気付くようです

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そうだ、それはいつもみたいな一日だったんだ。兄が俺の部屋のドアを勝手に開けやがるから、俺の苛つきは半端なもんじゃなかった。 ( ´_ゝ`)「弟者!兄ちゃんちょっとコンビニ行ってくるけど、なんか買ってくるもんあるか?」 (´<_` )「ねぇよ、てか勝手にドア開けんな」 ( ´_ゝ`)「そっか、わかった。じゃあ適当に何か買ってくるな!」 (´<_` )「何もいらねぇっつってんだろ、ぶっ殺すぞ」 ( ´_ゝ`)「……なぁ弟者、なんでお前そんな態度取るんだ?」 初めて兄にそんな事を言われて、一瞬すげぇ驚いた。けどその驚きも全部、苛々に変換される。 ( ´_ゝ`)「最近は母さんや父さんにも、冷たく当たってるみたいじゃないか?」 更に苛々は徐々に怒りとして態度に出はじめる。きっと俯いていた俺の顔は、歪んでいたと思う。貧乏ゆすりも始まった。キレるまでのカウントダウン開始。 ( ´_ゝ`)「親にそんな態度を取るのは、よくないことだぞ」 ( <_  )「黙れ」 説教たれてんじゃねぇよ。あぁ、ムカつく。そろそろ来るぞ、来るぞ。弟者、爆発しちゃうぞー。 ( ´_ゝ`)「兄ちゃんには構わない、ただ母さんや父さんにh(´<_`#)「黙れっつってんだろ!!!」 はい来ました。大きな声出しちゃいましたよ。『兄ちゃんには構わない』?はぁ?何コイツ?えらそぶって、気持ち悪ぃ。吐き気がする。 ( ´_ゝ`)「……!」 (´<_`#)「毎日毎日何なんだよ!!てめぇにゃ関係ねぇだろ!!!俺に構うな!!!鬱陶しいんだよ!!!!」 「死んじまえこのクソ野郎が!!!!!!!」 ( ´_ゝ`)「…………弟者……」 、
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