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「弟者!おかえりなさい!!」
「おぉ弟者、今日は早かったな!」
母と父が笑っている。久しぶりに笑っている。二人の笑顔を見たのはいつぶりか?俺がまだ家で笑えていた頃から見ていない。
(´<_` )「どういうことだ…?」
( ´_ゝ`)「確かに兄ちゃんは死んだよ、だけどな!神様が一日猶予をくれたんだ!」
あぁ、俺もついに頭がイッちまったようだ。誰か夢だと言ってくれ。これはタチの悪い悪夢だと!
( ´_ゝ`)「一日だけ、家族と過ごしていいってさ!弟者、明日はどっか出掛けよう!」
(´<_` )「くっだらねぇ。母さんと父さんとどっか行きゃいいだろ」
いかん、頭痛がしてきた。無理に決まってんだろう、明日は約束があるんだ。まぁ、なくても行きゃしねぇがな。
「弟者、兄者は弟者と一日過ごしたいって言ってるのよ!」
「行ってきなさい、弟者」
なんだって俺が。ふざけんな。死んでも行かねぇ。
(´<_` )「おい」
( ´_ゝ`)「……!」
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