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(´<_` )「お前、一日って何時までだ」
( ´_ゝ`)「7時過ぎだったかな」
(´<_` )「そうか、なら俺は明日8時に帰る」
( ´_ゝ`)「どういうことだ?」
(´<_` )「もうてめぇと会うのはこれが最後って事だよ」
言い捨てて、リビングのドアを強く閉めた。バタンッとデカイ音がする。
弟者!と、誰かが叫んでいたが気にしたら負けだ。テーブルに並んでいたご馳走には少しだけそそられたが、あんな奴と食うくらいなら一人で泥水啜ったほうがマシ。
部屋に戻り携帯を開いてみれば、新着メールが届いていた。開いてみると、明日約束していたジョルジュからのドタキャンメール。
『死ね』と一言、送信してベッドに転がる。なんとか予定を入れねば。俺は暇そうな奴に手当たり次第メールしてみた。
しかしだめだ。捕まんねぇ。彼女誘うか?いや、面倒臭ぇな。今日会ったし、さっきまでしばらく会う気はなかった。
仕方ねぇ、一人で出掛けるか。夜まで時間潰して、適当な時間に帰ろう。
嗚呼、目が覚めたら兄は予定より早く消えたとかいう素晴らしいシナリオを期待しつつ、眠りにつくとしようか。
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