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《お姫様……
これだけ教えてあげる》
『なぁに?薔薇さん』
《貴女の心の種を取る方法》
『あるの?』
《ハイ。
王子さまと純粋な恋が出きれば
自然と種は消えます》
『……王子…さま?』
お姫様は少し
胸をときめかせました
『探しに行かなくちゃ…』
お姫様は
綺麗な心と王子様を求めて
お城を出ようとしました
しかし
『!!??』
『あらお姫様
薔薇の効果わあったようだねェ~』
お城は
びっしりと薔薇の荊で囲まれて
外に出れなくなっていました
その荊の外には
不気味に笑う魔女が居ました
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