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20分ほどあるいただろうか、目的地に到着した。
店のシャッターの音がちらほらしはじめた。
300mはある長い商店街のセンターを2人で歩いた。
すると、前から聞き慣れて声が聞こえてきた。
飯田本屋の和哉(かずや)さんだった。
「憂ちゃ~ん。今日は、商店街かい?」
「そうですよっ!」憂は手を振りながら答えた。
飯田和哉は、商店街でも人気の35歳のおじさん。
特に2人は、小学校の頃からよくここに遊びに来ていたから我が子のように和哉は、思っている。
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