39人が本棚に入れています
本棚に追加
「2人とも久しぶりだねぇ。元気そうで何よりだ。」
「和哉さんこそ変わんないじゃん!」由実がそう言った。
和哉は、笑いながら
「由実ちゃん、サッカー辞めてないんだ~。おじさんは、泣いて辞めてるかと思ってたぞ」
「バーカ。」そう言って由実は、和哉の背中を蹴った。
3人が一度に笑った。
「憂ちゃん、今日はウチの前使いな。おじさんもう閉めるから。憂ちゃんが歌ってくれると商売繁盛しそうだからね。」と言いシャッターを下ろした。
「ありがとうございます。じゃあお言葉に甘えてっ」憂がそう言うと和哉は、手を挙げて店の中へと入って行った。
最初のコメントを投稿しよう!