1人が本棚に入れています
本棚に追加
「だるいな~学校」
敬太は忌ま忌ましい朝日を睨みつけると大きく背伸びした。今日は水曜日。あと二日も学校があるのかと思うと、歩く気力すら無くなる。
はずだったんだけど。
「敬太くんお早う~!」
前方から猛ダッシュしてくる女が現れた。女の長い髪はダッシュのせいでボサボサで、何故か怒ったような顔をしている。
このままじゃぶつかる。そう思った敬太は、右に避けた。
すると、女は敬太を横切り、数メートル先で急停止した。
最初のコメントを投稿しよう!