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何もない暗い道に
何もない日常…。
カラスが鳴き声が叫ぶ。
《カーカー》っと歩いて行く度に声が強く響く。
いつの間にか、神社の前についた。
そこから、カラスの声が一瞬に止んだ。
「ようこそ。我が屋敷へ」
俺は大層驚き戸惑って腰が抜けるはずだが、いつの間にか階段を上がっていた。
(ありえない。ありえない。)
俺は恐怖感に狩られた。
だが、身体が心と違った動きをする。
上がり終わった後に、けっかいから入る感じに身体に刺激が入った。
ギャギギ。
電気か?違う。自分が清き場から来た者という感じが神社から放たれるよどんだ空気に驚く。
「ありがとう人間」
「誰だ!俺の身体を動かす者は!」
「さあ、神社の戸を開け、化けカラスの鳴き声で洗脳した身体よ」
「カラス…だ」
(上手く喋れない)
すると、白いカラスが…
いや骨だらけの鳥が俺の横に飛んで来た。
「は?…ああ。カラス報酬か…コイツの身体いいか?」
小さく頷く。
「はっは!」
声高く二回笑う。
そして、俺の身体は神社の戸の前に行き、戸に触れる。
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