ひんやりとした机

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元々、同じ中学から来ていた奴は数名しか居なかったが、クラスが違っていたので孤立寸前。 始まったばかりなのに、いきなり一人は寂しすぎるので仕方なく弥高と一緒に居てやってる。 他のクラスには気の合いそうな奴も居たが、運が悪かった。 「悪そうな奴が固まってるクラスだなこりゃ」 「え?俺の事?」 弥高がすげぇ輝いた目で見てきやがった。 どんだけ不良に憧れてんだよコイツ・・・ 黙れ勘違い野郎!!という気持ちを込めた視線を送ったが、やはり勘違い野郎。 自分の中で良い方に解釈して上機嫌になりやがった そんな感じで、友達と呼べる友達も居なくて、俺の高校生活は始まった
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