紅魔館で…

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人は死ぬと魂は冥界に落ちる。 人は死ぬと肉体は朽ち果てる。 私の場合は違う。 なぜか知らないが私の魂は冥界落ちず別な世界へ行ってしまう。 正直肉体も朽ち果てているのか疑問だ。 毎回同じ顔立ちだし。 世界なんて1つじゃない。 壁を越えた先には無数の世界が広がる。 世界なんて例えるなら木の実だ。 時の流れは樹液、木は恐らく世界を隔てる壁。 滅びた世界は地面に落ちて新たな木の栄養になり、また新たな世界を生む。 さてと、また私の前に扉がある。 黒い空間にぽつり存在する。 今度はどんな世界かな? 神月さんの幻想郷旅日記 ページ1 ファーストコンタクト 「あら? 私の目を盗んで入り込むなんて、気になるけどそろそろ朝ね。」 「仕方ない、一眠りしてから調べようかしら。」 神月「うわぁぁぁぁ!」 ちなみに私の転生方は2つ。 1つは赤ちゃんからすくすくと、もう1つはこのようになんの前触れもなく落とされる。 神月「ぐわっ!」 流石に痛い。 とりあえず体は動く。 神月「よし、異常なし」 すぐさま持ち物検索。 様々な私物に専用のビームライフル それと… 神月「カード?」 何のカード知らないが持っておく 神月「お?」 道らしき道を発見。 ついでに古びた看板も発見。 神月「この先、博麗神社?」 看板はかなり古い、果たして神社はまだあるのか? 神月「とりあえず歩くか~」 歩き始めて数分足を止める、そしてめんどいので言ってやった。 神月「上、下、左に右に斜め お好きなところからかかってきなさい。」 そう言った瞬間一斉にかかってきた。 ざっと20人位か… すぐさまジャンプしてライフルを構える。 思わず空中でつぶやいてしまった。 神月「楽勝ですね」 博麗神社 魔理沙「暇だ~、やることね~」 えんがわで足をぶらぶらさせながら呟く。 霊夢「人ん家に来てなに言ってんのよ?」 手には発泡酒とおつまみ。 魔理沙「なんだよ発泡酒かよ。」 霊夢「じゃあ一人で飲む。」 魔理沙「すいません、いただきます。」 発泡酒に手をかけ二人で開ける。 魔理沙・霊夢「ぷはぁ~」 魔理沙「いや~うまい! この一杯のために生きてるようなもんだぜ~」 霊夢「働いてもないのに言うなって。」 おつまみを食べなががら発泡酒を口につける。 魔理沙「いや~、静かで良い夜だぜ」
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