紅魔館で…

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霊夢「鈴虫の音が心地いいわ。」 しかし、聞こえてきたのは物々しいく鈍い音。 けしてお世辞にも心地の良い物ではない。 魔理沙「鈴虫の鳴き声ってベキ?」 霊夢「違うでしょ! ほらっ! さっさと行くわよ!」 神月「いやはや、なんなんだ? この世界?」 この神社に到着するまでに妖怪をざっと30くらいやった気がする。 やったと言っても脳天にライフル直撃させて気絶させただけですけど~ 神月「神社入ったら攻撃が止んだ?」 いや、気配はするけど攻めてこない。 霊夢「どうして襲ってこない? そんな顔ね」 神月「誰?」 目をあげると紅白の服を着た巫女と魔法使いっぽい格好の… 魔理沙「誰だお前? 粗かさまに怪しいな。」 会って第一声が怪しいか。 無茶苦茶だ。 霊夢「神社の中は妖怪は人を襲えないの」 魔理沙「っても人間にしては怪しいぜ、髪長いし夏なのにロングのコートだし」 ひどい言われようだ。 好きでこんなかっこになったわけじゃないのに。 でも結構気に入ってるのは事実。 霊夢「あなた女の子? それとも男?」 まぁ~、わからないのも無理ないかな? 神月「男ですけど」 魔理沙「ならますます怪しい、男でこんな格好からして怪しい奴だ。」 あれ? 話がまずい方向に いかん! 止めなければ! 神月「人の話は最後まで聞いてくださ…」 霊夢「そうね、せっかくのんびり飲んでいたのに邪魔されたら誰でも怒るわよ。」 ……あれ? 魔理沙「んじゃ! いっちょいきますか!」 …うわぁぁぁぁ もうだめだ~ 神月「また戦闘ですか~」 霊夢「行くわよ! スペル!」 魔理沙「カード!」 なに! あのカードは! 霊夢「博麗アミュレット!」 魔理沙「ナロースパーク!」 すぐにジャンプし避けるが… 神月「しまった! ホーミングタイプの攻撃!」 これはガードするしかないな。 神月「ぐっ!」 着地を狙われる危険がっ! あの二人ただ者じゃない。 神月「なっ!ほうき!?」 いきなりほうきが飛んできたら誰だって驚くよ。 しかし、それを紙一重で避ける。 魔理沙「メテオニックシャワー!」 すぐに横にステップ、もう一人を狙い打つ! って! いない? 霊夢「こっちよ」 神月「飛んでる!?」 霊夢「拡散アミュレット!」 避けれないしガードも間に合わない 仕方ない鬼が出るか蛇が出るか! 神月「スペルカード!」
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