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しかも俺は大佐に抱かれちゃってるし…。嫌いな訳がないんだよ。
「ねぇ、どうなのさ」
「…嫌いじゃないよ。まぁいけ好かない奴ってだけだ。つーか年上だからな、見下されるのが嫌なだけだ。けど嫌いじゃない」
自分じゃもっともらしい答えだと思った。
「へぇ」
アルはあんまりわかってくれてないみたいで…セントラルまでの汽車の中、きまずい雰囲気で揺られた。
でも…なんでいきなり大佐が嫌いかどうかなんて聞いてきたんだ?
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