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軍のホテルを取り、部屋に着くと俺はすぐにベッドに突っ伏した。
「兄さん、行儀悪いよ」
「疲れたんだよ~」
体を取り戻したアルはどんなに活動しても疲れを知らない。アルいわく、長年の鎧生活が染み付いているとか…だから感覚がまだ掴めないと言っていた。
そのかわり、俺が昔よりも倍疲れている。…歳か?
「じゃあシャワー浴びて寝たら?」
「そうするよ。アルは飯か?」
「うん。下で食べて来るね」
アルは食欲旺盛だ。育ち盛りだ。俺は最近食欲不振…俺、なんか変じゃね?
「シャワー浴びるか…」
ベッドからノロノロと起きてシャワールームに向かう。
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