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まあ、皆さんお分かりの通り、次目覚めたときには体は子供、頭脳は大人になっていたわけですが…………。
さすがの俺も驚いたね。
二歳ぐらいで、立つことがやっとで、ろくに話すこともできなかったんだからな。
その後の生活で、自分の境遇とか、名前とか、世界のこととか、真名のこととかを知った。
真名つーのは、もう一つの名前で、心を許した奴にしか、教えないし、呼んでもいけないらしい。
え?俺は姉貴の真名呼ばないのかって?
そこら辺にはいろいろ事情があるんだよ。
一言でいえば、俺が弱いからだ。
そんなこんなで、俺の物語はまた迎えたわけですが…………、民を救うことより、まずは姉貴に認められるように頑張ります。
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