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「じゃあ本格的な練習は明日からな～。
ってことで今日は解散!
１年生、わかんないことあったら聞けよー？
俺でもいいし…あ、
そこの２人は面倒見がいいらしいからな」
高科先輩がニヤッとしてこっちを見た。
『…秋良のせいだかんな？』
「うう…ごめんって。
…!瑠菜ちゃんが!」
見ると２人が部員たちに囲まれてた。
しかも俺らに聞きに来ると思ってた１年まで…
「ねー彼氏いんの？」
「連絡先教えて～」とか
いろいろ話しかけてるし
俺が唖然としてると秋良がその山に向かっていってた。
「こらー!
俺を差し置いてふざけんじゃねーぞ!」
「うっせーぞ中川!
後輩の癖に生意気言ってんじゃねー!」
「すみません先輩!
でも今日は関係ないでしょう!」
ヤバいこれは乱闘が起きるぞ…
女子部員は呆れて帰っちゃったし、
高科先輩と麗奈先輩はなんか２人の世界だし…
俺が止めるしかねぇか…
『おい!もう…』
「やめてください!」
…え？
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