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リビングに入るとソファーでくつろいでる美桜と礼儀正しく座ってる女のひとがいた。
綺麗なひとだな…
美桜と一緒ってことはお姉さんとかか？
そのひとは俺に気がつくと近づいてきて両手を握った。
「玲くん!
久しぶりねぇ～
あらあらこんなに男前になっちゃって!」
「やだわぁこんなヘタレにそんな言葉もったいないわよ～
ほら玲!
挨拶しなさい!」
ヘタレて…
俺でも傷つくわ…
『こんにちは。
えっと…失礼ですがどなたですか？』
「やだ～忘れちゃった？
美桜のママです♪」
『えっ…!?』
まじかよ!
どう見たって20代にしか見えねーし!
俺の母さんなんて…これだぞ？
思わず２人を見比べてると母さんの拳が飛んできた。
ゴンッ
『いってーー!』
「今いらんこと考えたでしょ!」
バレたか…
それにしても、
どいつもこいつも手加減ってやつを知らないのかよ!
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