序章

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10日が過ぎた日の朝、仕事に行くために、母親が身支度をしていると、玄関の方で音がしていた。 それに気付いて、玄関に向かうと、玄関のドアがこじ開けられたのだ。 その先にいたのは、目が真っ赤になったクリードだった。 母「なんで、アンタ生きているのよ。」 母は全身が震えている。 クリード「もう誰も信じない。信じるのは己のみだ。」 そういうと、完全にクリードは殺気のみになり、母親に近づいた。 その母親は自分の身に危険を感じた。そんな状況の中で、自分の身を守ろうと、声を震えながら言った。 母「クリード、私が悪かった。これから一緒に仲良く暮らしましょ。」 そんな母親の声はクリードに届かなかった。
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