黒服の人

2/3
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
 「はい、何でしょう。」 吃驚して、少し声が大きくなった。しかしこの美しい人は何の為に呼び止めたのだろうか。そもそもこの人はどこかで見た様な気もする。しかし、こんな美しい人を忘れたのなら男として失格であるとも思った。気のせいだろう。  「少し、私とお話を。」 そんな事が、あるのだろうか。  「ええ、良いですよ。」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!