俺は…

4/6
前へ
/27ページ
次へ
その頃教室は… 「私は―…」 神楽のそのあとの沈黙… 「そっか。神楽はあの栗毛が好きなんだ。うん…しょうがないね…君をほっといた僕にも責任はあるんだ。君だけが罪悪感を感じることはないよ神楽」 「え―…?」 まさかの言葉だった 殺されると思っていたからだ それに…私はサドが好きなの? わからないよ… この感情は好きなの? サドの一言で悲しくなり 嬉しくなり Happyになれる この感情は好きなのかな? 考えている神楽に魔の手が降りた ガシッッ ガタンッゴトゴト! 「―…っ!!」 「やっぱり好きなんだね神楽…なら死のう?一緒に。君は僕の隣に居ればいいずっと…ずーっとだ…」 目が紅い… やっぱり夜兎なだけある… 「ぅ…っ…く…」 「いや…!その手を…その手を離してぇぇぇぇぇぇ!」 静まり返った教室に妙の悲鳴が上がる 「そうだ!紅牙!はやまるな!お前はヤンデレかよコノヤロー!さっさと神楽の首からその手を―…」 ギロッ 夜兎の怒りの目… 口出すなと言うことだろう また静まり返ってしまった
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

45人が本棚に入れています
本棚に追加