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その頃教室は…
「私は―…」
神楽のそのあとの沈黙…
「そっか。神楽はあの栗毛が好きなんだ。うん…しょうがないね…君をほっといた僕にも責任はあるんだ。君だけが罪悪感を感じることはないよ神楽」
「え―…?」
まさかの言葉だった
殺されると思っていたからだ
それに…私はサドが好きなの?
わからないよ…
この感情は好きなの?
サドの一言で悲しくなり
嬉しくなり
Happyになれる
この感情は好きなのかな?
考えている神楽に魔の手が降りた
ガシッッ
ガタンッゴトゴト!
「―…っ!!」
「やっぱり好きなんだね神楽…なら死のう?一緒に。君は僕の隣に居ればいいずっと…ずーっとだ…」
目が紅い…
やっぱり夜兎なだけある…
「ぅ…っ…く…」
「いや…!その手を…その手を離してぇぇぇぇぇぇ!」
静まり返った教室に妙の悲鳴が上がる
「そうだ!紅牙!はやまるな!お前はヤンデレかよコノヤロー!さっさと神楽の首からその手を―…」
ギロッ
夜兎の怒りの目…
口出すなと言うことだろう
また静まり返ってしまった
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