彼岸花

8/17
前へ
/30ページ
次へ
着いた先は、五階建てのマンション。 俺はすぐに階段を駆け上がる。 身体が重い。先生になってから急に体力が無くなった気がする。 だが俺にはそんなの関係ない。 今は只、このいやな予感が思い違いであることをいのるのみ。 部屋を開ければ何時も通りあいつがいて。 俺に笑いかけてくれて… 「銀時」 って言ってくれる。 俺はそれに…照れ隠ししながら、部屋に上がる。 そんないつもの時を望んでいる、 頼む頼む頼むから… 俺の前から消えないでくれ!! しかし現実はいつも俺を裏切るんだぜ。 なぁ…高杉?
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

216人が本棚に入れています
本棚に追加