刺客の来襲

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部活に関しては幽霊部員なのであんまりメンバーの事は知らない、しかし双子ともなるともっと記憶が無い。 和未「知らない人まで来るなんてやるじゃない、今がモテ期なんじゃない?」 俺「だと…良いけどね」 少し複雑な気分だった、また誰かを忘れてしまったんじゃないかと。 優真「一…、ごめん、寝てた…」 和未「私は居なくなりますか、またね」 実のお姉ちゃんを見送り優真に視線を向ける、よくわからないが拗ねている様に見える。 優真「一はおっぱいが大きい方が好きなんだ…」 俺「何か勘違いをしてないか?」 裾を握り締めて震えている優真、拗ねているのではなく怒っていた。 優真「私の事…嫌いにならないで…?」 そして怒っていたかと思うと泣いている、胸の奥が痛かった。 俺「嫌いじゃないから、さっきの人はお姉ちゃんだよ」 優真「一の…お姉ちゃん?挨拶…髪の毛…うぅ…」 おろおろしている姿を見るのは初めてかも知れない、可愛いと思ってしまったが宇宙人ですと挨拶に行くのか不安になった。 俺「落ち着いたか?」 優真「一は色々考えてる、わからない事は私にも教えて欲しいな」 頭の片隅で家族の事を考えていた、優真には感情とか思考を察するくらいの事が出来るらしい。
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