双子は双子であっても

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優真の後ろには優歌に捕まえられたファイがいた、流石にお手上げなのかファイには勢いが無い。 優歌「手こずった…」 ファイの腕を掴んでいる優歌、優歌の自慢のメイド服はぼろぼろになっている。 俺「想像も出来ない戦闘が…」 優歌「自分のトラップにかかっただけです」 普通に戦うと勝てないと補足して窓からファイを投げる、優真も真似をしてレインを投げた。 優歌「わたくし達に関わると次は知りませんよ」 優真「命の保証は出来ない…と思う」 既に命の保証はされていない気がする、2階の窓から投げられた二人はまたもやコンクリートに吸い込まれる。 優真「忘れ物…」 剣を投げてコンクリートに刺さったのは気のせいだと思う、レインの悲鳴らしき声が聴こえたのも気のせいだと思う。 優真「一、お話ししよ?」 俺「なっ…何でしょう、優真さん」 正座で優真の言葉を待つ、気分は叱られるのを待つ子供の様な感じだった。 優真「部活って楽しい?」 予想外の言葉であった、優真の口から部活と言う言葉が出て来るものなのかと。 俺「あぁ…まぁ、楽しいって思ってやってる人は多いだろうな」 優真「一は何部?」
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