双子は双子であっても

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メンテナンスで早退した時に伝えたみたいだ、嘘をつけない様に作られた人形でしかないと自身は言っていた。 優真「頭の中見られた」 流石宇宙人としか言えない技術だ、映画で見た宇宙人の人間解剖の映像が浮かぶ。 そんな事を考えているとインターホンが鳴る、こんな時間に誰が来たのだろうか。 俺「はーい!」 新聞屋の勧誘だったら蹴り潰しても良いだろうかと考えながら階段を下りる、本当なら忙しい朝なのだから。 俺「何でしょ…お?」 菖「何で私がいるのか不思議な顔をしてるみたいね、日直は早目に登校しないといけないのよ、わかってる?」 そう言えば今日は日直だった気がする、なのだが日直でもない菖に呼ばれたのは不思議でしかない。 俺「でも、何で…?」 菖「通り道なんだから良いじゃない別に、日直がいないと教室が開かないのよ」 部活に入ってる訳でも無いのに早く行く理由が見当たらない、ちょっかいでも出しに来たのだろうか。 優真「一?」 最悪のタイミングで優真がでて来た、確かに来てはいけないとは一言も言ってない。 レイン「一先輩!」 ファイ「ちょっと、雨衣!」
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