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反応は優歌そのものだが冷たい、喧嘩と言うのが不味かったらしい。
優歌「これは私達に向けたテロです、止めた時間の中で動いてる時点で殺しの対象なんです」
内心はあのまま動かなかったら良かったと後悔した、尚も手を引く人がいるので仕方の無い事ではある。
優歌「お姉様が加西姉妹と最前線で戦ってると思います、私達はあえて最前線に向かいます」
俺「……はぁ!?待て待て待て、何故に危険な方に向かうんだ!?」
所々に血が飛び散った様な痕がある、優真達が通った痕なのだろうが奥からは呻き声が聴こえる。
優歌「喋ってると舌、噛みますよ!」
一瞬何が起きたのかわからなかった、俺は腹部を蹴り上げられて宙を舞っていた。
何処からか大きな剣を取り出して触手が飛び出た獣を真っ二つにする優歌、犬なのか狼なのかわからない形の獣が次々に出てくる。
俺「かっ…はぁ!げほっ、げほっ!お前に殺されるわ!」
優歌「これでも精一杯頑張ってるんですよ、死ななければミッションコンプリートなんですから」
自慢のエプロンドレスを赤黒く染めて行く優歌、進む足の一歩一歩がビチャッと言う擬音を出すほどの血溜まりが出来ている。
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