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俺「だから言っただろ、困っている女の子を助けるって」
菖「クラスどころか学園のアイドルにちょっかい出すと何があるか知らないわよ?」
予想されるのは校内の男子半分以上からの不幸の手紙だろう、それ以外にも陰気ないじめなどがあげられる。
俺「ただの不思議系かと思ったよ、忠告ありがとうなぁ」
菖「素直な子じゃない、そんな風に言ってる内は夜道に気を付けなさいね」
素直にも限度があると思うがと心で呟く、夜は出歩かない様にしようと思う。
優真「………」
少しだけ間があるが近い席に居る優真、真面目にノートを書き写している。
俺「平凡の中の平凡が事件を起こすと思うか?」
菖「それもそうね、私がバカだったわ」
納得されるのも嫌だったが今は我慢する事にした、今は平和な日常がたまらなく幸せなのだ。
*「お姉ちゃん!」
英語「ひえっ!」
突然に現れた謎の女の子、女の子の視線の先には優真が居た。
優真「………優歌ちゃんおはよう」
優真の妹なんだろう、薄い反応でノートから顔を上げる。
優歌「おはようじゃないよ、昨日は何処に行ってたの!?」
優真「お泊まり、それよりお勉強の邪魔はいけないよ?」
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