14/15
前へ
/189ページ
次へ
「まぁまぁ…。で?何しに来たの?真里亞」 「実はかくかくしかじかで夜食買いにきたんだよー」 「…なるほど…。かくかくしかじかはわかんないけど…とりあえず夜食買いに来たんだな」 「うんっ。奈々実ちゃまは?」 「俺は暇だから散歩ついでによっただけだよ」 「にゃるほど…」 「そだ真里亞。俺と湊斗、同じクラスになったぞ」 「本当に!?いいなー…あたしも美術科にすれば良かった…」 「どうせ中等部と高等部は校舎も寮も違うんだから今と一緒だろ?」 「そう言われるとそうだね…」 「だろ?ま、湊斗はよく放送部に遊びに行くんだからいいじゃん」 「うんっ!…奈々実ちゃまとは体育祭とかしか一緒に仕事とか出来ないねー…」 「俺も遊びに行くって」 「やたーっ」 真里亞は奈々実の言葉に、喜びの意味を込めてバンザイのポーズを取り出す 「…ホント単純な奴…」 「やんな…」 「ねぇ俺のことまだ無視なの!?ねぇってば!!」
/189ページ

最初のコメントを投稿しよう!

50人が本棚に入れています
本棚に追加