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「あ、そういやお前寝てたから今日の放送知らないよな?」
「ムグムグ…今日の…ハグッ…放送…?」
「そ。副会長様が月一で開催するアレの放送」
「ゴックン…今月なにやるのー?」
「たしか……'皆仲良くなっちゃいな♪~学科対抗学園内探検リレー~'…だった筈……」
「学園内探検…リレー…?」
「詳しいことは担任から聞けだとさ…」
「担任って……旦那んとこは…べーさんだよね?」
「…たしかそうだな」
「いいなー…べーさんとか羨ましい…」
「ハッ!勝手に羨ましがっとけ馬鹿。てか早く飯食え!」
「んな急かさないでよ…ハグッ…ムグムグ…詰まったらどうすんのさ……ゴックン」
「そのまま詰まらせて死ね」
「酷いなー……ごちそうさまっ!」
「じゃあ僕先にオカン達の部屋行っとくから、皿洗ってから来いよなー」
「旦那自分が使ったコップは!?」
「……洗っといてくれ」
「いやいやいや!自分で洗いなよ!」
「…僕がお前を何回起こしたと思ってんだ…?」
「洗いますよ!洗えばいいんでしょ!!…ったく……」
「よろしい。お前の鞄も持って行っといてやるよ」
「へいへーい…すぐ行くー」
―ガチャッ…―
辰巳は部屋から出て悠美達の部屋へと向かった
そして少し後に真里亞も部屋から出て悠美達の部屋へと向かったのであった
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