京都、壬生浪士組

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  素直に忠告を聞き入れ謝った女は歩き出す 「お兄ちゃんたちごめんなさい、お姉ちゃん悪気があったわけじゃ……ん」 罪悪感があるのか楢は女を庇っていると、総司に頭を撫でられる 「別に構いやしないさ」 「それはそうと、お前のお姉ちゃん行っちまうぜ?」 土方が指差した時には女は人混みに紛れ見えにくくなっていた 「あ、お姉ちゃん!待って!!」 慌てて走り出した楢、それを見守るように立っていた二人も歩き出す 「早く甘味補給しねぇと殺気が止まらねえ、ということで土方さん斬られてくださいよ」 「ふざけてんのか?!」  
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