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暫くして出された甘味を手当たり次第口に放り込む総司、余程甘いものが食べたかったのだろう
「お兄ちゃんスゴい、スゴ~い!」
騒がしく食べる総司と騒ぐ楢を横目に、土方は煙草をふかしながら女に話し掛ける
「気になったんだがお前が使っていた…」
『お前じゃのうて零亜じゃ、トシミちゃん』
「…何でその呼び方を知っている?!」
お茶を啜りのんびりしている零亜は焦る土方を気にしていない
『何でって…近藤周助には世話になっていたからじゃよ、儂の師匠がじゃが……師匠、お主のことトシミちゃんと呼んでおったろう?』
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