京都、壬生浪士組

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  「お姉ちゃん速く速く!」 二人が睨んでいる不逞浪士に気付かず、走りながら近付く子供 「危ねぇ!」 壬生浪士組に絡まれて切羽詰まっていたのか人質にされる 「はっ、おいこのガキが殺されたくなければ俺達を見逃すんだな!」 「……下衆が」 巻き込まれた子供は緊迫した空気に耐えきれずグズりだす 「ふぇ…お姉ちゃ…うぇ~ん」 「黙れクソガキ!」 子供に注意が向いている時、後ろから女に声をかけられる 『お主、儂の連れを離してはくれぬか?怪我をしたくなければの話じゃが……』  
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