始まり

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俺は愛の満面の笑みを確認するとスッと優しく唇を重ねた 愛も俺の唇を受け入れた 一瞬、回りの時間が止まったように感じた。 もう時は進まなくてもいい 永遠にこのままであってほしい。 これが俺のささやかな願いだ。 刹那、俺は激しい衝撃に襲われバランスを崩す。 俺はすぐに手すりを掴み、こけそうになる愛の体を支えた 「なっ…なに?」 困惑する愛… 他の乗客もざわめきはじめた 「どうしたの?」 「一体なんなんだ今のは?」 俺と愛はとりあえずその場から離れた
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