ももたろう(鬼側編)

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鬼A・Bが桃太郎と対峙する。 鬼B「あっどぅ~も、はじまめましてぇ。。よくテレビや新聞などで拝見させていただいております。え?私ですか?この鬼が島の事務をしております。鬼Bと申します。そしてこちらが事務補佐員の鬼Aです。」 鬼B「今日はどういったご用件でこちらに参られましたのでしょうか?」 桃太郎「俺は桃から生まれ、爺さんと婆さんに育てられてきた。爺さんと婆さんは常に鬼のことを悪く言っては、涙をながしていた。だから俺は親を泣かせる鬼を懲らしめてやろうと下部を連れて来たわけだぁ!」 鬼B頭の中(うわぁ~~こいつ相当いたい。。桃から生まれてきたって、えっ神話??何言ってんの!桃の中には割とでかい種しか入ってないよ。。) 鬼B「あぁ~桃からですかぁ。それはまた珍しいですね。」 桃太郎「なんか文句でも??ボスはいないのか。」 鬼B「文句だなんて、とんでもないです。あの果汁多き果物から生まれてくるだなんて神秘的すぎて、うっとりしてしちゃいましたぁ。あとぉ~大変申し訳ございません。ボスなんですが鬼本部の事業仕訳の関係で、鬼が島に役員は必要ないとのことで先月異動になりまして、、、今はこの2人でなんとか切り抜いているところなんです。」 桃太郎「なんだよぉ~俺せっかく来たのにこんなへっぽこ2人しか居ないのぉ。。なえるなぁ~。」 鬼B「えぇ~へっぽこ2人でやっております。ちなみになのですが、私ら鬼が何をしたのでしょうか。内容が漠然としているので、できれば具体的にご教示いただけると大変ありがたいのですが…。。」
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