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ミスト「…………そういえば、お兄ちゃんは覚えてる?まだお父さん達が生きてた頃の事だけど、二人が出掛けてて、私とお兄ちゃんが一緒にお風呂に入った時の事………」
アイク「忘れるわけないだろう。あの時は、まだ可愛いげがあったのにな」
ミスト「ム~……何よそれ~………おぼつかない手つきでも、ちゃんと体を洗ってくれた事もちゃんと覚えてるのに……」
アイク「そうだな……。俺は、あまり家事的な事はしないからな」
アイク「…………そういえば、よく浴槽に落としたりしてたな。」
ミスト「…何を?」
アイク「ミストを。」
ミスト「えぇっ⁉あ、あたしを⁉」
アイク「あぁ。俺がミストを抱っこして浴槽に浸からせてたら、手が滑ってよく浴槽の中に沈ませて、親父にいっつも怒られてたな。」
ミスト「あ、あたし………よく死ななかったね……自分でもそう思う………」
アイク「その結果が、今こうやって出てるわけか」
ミスト「それどういう意味⁉⁉お兄ちゃんのせいでしょ‼」
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