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紫「じゃ、一名様ご案な~い♪」
くぱぁ
ソイル「ゲホッ?………おわあああぁぁぁぁぁぁ……」
地面がスキマにすり替わって、落ちてく中、紫が満面の笑みを浮かべながら
紫「なんとか着地はするのよ~♪」
ソイル「そ……ん…なん…ありかあぁぁぁぁ……」
ドクッ……
無闇に動いたり、話したせいで傷から更に血が溢れる。そろそろ本気でヤバい。
ソイル「い…てぇ……後……ど…の…く…い………」
目がギョロギョロ動くスキマは快適な旅とは言えないな。しかも、体に至っては死にかけだし。
ソイル「ゴホッ……ゲホッ!………光が…見……る……」
落下していく先にようやく光が見えて来た。スキマの旅もここで終わりらしいな。それより問題が1つあると思う。この傷じゃ、着地したらその衝撃で死ぬんじゃないか?
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