死にかけて永遠てゐ

2/6
前へ
/26ページ
次へ
「お…………い!」 何か……呼ばれてる……お……い……?…分からん。…これか? 『おぉっ!勇者よ!死んでしまうとは情けない!』 ……絶対違うな。 「しっ……い!!」 ん~? あぁ…… そういや、俺……スキマから落とされて…… ???「起きて下さい!」 ソイル「っ…………」 バサ…… 誰かの大声にのそりと起き上がった。最初に目に入ったのは自分にかけられてた布団。和風の部屋。そして……ウサ耳の高校生とかが着てそうなブレザーを着た女の子。 ウサ耳? ソイル「………?……」 ???「師匠!起きましたよ!!」 師匠?「あら?起きたみたいね。傷の具合はどうかしら?もう痛まない?」 そう言えば……痛くも何ともないな……胸に大袈裟に巻かれた包帯には血が滲んだ痕があったが大した事はない。触ってみたら傷なんて無い。 ん?つうか、上半身裸じゃね? .
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加