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ソフィアとカイルの別れから5年という月日が経った。
ソフィアは自分の父が治める『フィラード』という国の学校に通っていた。
察しがいい人は分かると思うがソフィアは『フィラード王国』という国の王女である。
という事はソフィアの父オーディンは現フィラード王国国王という事になる。
何故、一平民であるカイルと親交があったかはまた別の時の話。
ともかく、ソフィアは王女に恥じない成績と生まれながらもつ絶世の美女を思わせる美貌で学校――『セレスティナ魔法学校』で人望を集めていた。
説明していなかったがこの世界には魔法というモノが存在し、現代の化学などの変わりを補っている。
この魔法には属性というモノがあり火・水・風・土・雷とここまでが普通属性と呼ばれ残りの光と闇は特殊属性と呼ばれこの属性を持つ人は普通属性の人よりも少ない。
また、基本的には一人一属性たが稀に多数の属性を持つ者がいるらしい。
現にソフィアは光と水と二つの属性を有している。
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