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「理性を失っている…」
暴走した魔物は兵士達を踏み潰している
「止める方法はないのか!?」
ツァイスはぎりっと歯軋りをして魔物を睨む
「…殺すしかない」
「やっぱりそうかよ!」
2人はバイクから降りた
そこでノヴァはツァイスに向いて手を出す
「何だ?」
「武器を貸してくれ」
その言葉にツァイスは呆気にとられた
「はぁ!?お前…科学魔法使えるだろ?」
科学魔法には人によって拒絶反応が出る事がある
ツァイスは拒絶反応が出たので全く使えない
「あれは…その、使うとかなり疲れるんだ…というよりそれだけ武器があればいいだろう!?」
―こいつ…!オレの武器を全部見破ってたのか!?
「はいはい」
平静を装ってるツァイスだが内心は驚いていた
ノヴァに拳銃を二丁渡す
「助かる」
「行くぞ」
ツァイスは鞘から剣を抜き、2人は魔物に向かって走りだした
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