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「って見つからねーじゃん」
うんざりした顔でツァイスは狭い通気口の中で移動する
「ん…?」
どこからか紅い光が漏れている
急いでそこを覗くと紅い宝石…秘石に警備兵らしきものがいた
「相手は2人…か」
それならなんとかなるか、と呟いてどこからか煙幕弾を投げ入れた
「なっなんだ!?」
突然の事態に兵士達は慌てふためいた
「ま、こいつで十分」
目にゴーグルをかけ、腰に下げてある拳銃のうちの一丁だし狭っくるしい通気口から出た
ツァイスは素早く拳銃で兵士達を撃った
一応拳銃から音が出ない仕様になってる上に、弾はゴムなので死にはしない。
「ふぅ…依頼終了っと」
台座にある秘石を取ろうとするとそこから眩い光が溢れた
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