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♪チュンチュン♪
………ん？
俺は静かに今日も起きるはずだった…。
「あぁ、朝か。」
「って、遅刻じゃ～!！」
俺は澤野 一(さわの はじめ)
なんでこんなに慌ててるのかというと実はまた遅刻してしまいそうだから。
実は最近毎日のように寝坊している。何故かここ毎日変な夢を見ている。でも思い出せない。ただ夢を見たのは何となく覚えてるだけだ。
「マジやばっ！今日も遅刻したら居残り説教だよ。」
俺は素晴らしい位のスピードで着替えをして朝飯のパンを一枚かぶりついて家を出た。
「独り暮らしは大変だぁー」
そう俺は今、独り暮らしをしている。親に頼んで高校生活は独り暮らしをしてみたかったから。まあ、最初親は反対したが地元でも有名な進学校に通うことを条件にしたら許して貰えた。
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