殺人事件その1

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僕はまず第一発見者のイヴァンさんという人に話を聞くことにした。 彼の住んでいる所は寒かったが、僕は雪国出身なのでなんとか平気だ。 …先生は現場に行くのが南国だけだからこういう時困る。 僕は聞き込みをしようと思ったが、扉の前には大量のウォトカの空瓶が転がっていた。 これでは聞きようがない。 僕がどうしようか考えていると後ろに人の気配がした。 思わず後ずさりすると後ろにはマフラーを巻いた大きな人がいた。 かつては最上級戦闘兵だった僕が後ろを取られるとは…。
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