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そんな政光に今度は顔を赤くしながら黒崎は
「政光様と亮輔様まで私に会いに来てくれたんですか!」
と目をキラキラさせながら言った。
・・・何だ・・・この勘違い女は・・・。
そう思ったのは俺だけじゃなく亮輔も顔を顰め、政光までも顔が引きつっていた・・・。
気を取り直した様子の政光は
「会いに来たのはあってるんだけど真凛ちゃんの事で聞きたい事があってね。」
と真面目な顔で本題を切り出した。
それを聞いた黒崎は見るからに顔色を変え
「・・ま・ん真凛って、何でそこまで入ったばかりの子を皆して気にするのよ!!」
とよっぽと頭に来たのか・・・言葉使いまでガラリと変わり言ってきた。
それに対して俺は
「時間なんてもんは関係ない。・・・ただ真凛には笑っていて欲しいだけだ!」
と黒崎を見ながら言った。
それを聞いた黒崎は無表情になり
「じゃあその笑顔とやらを守って見せて下さいね。」
と言うと不敵に笑った。
その言葉を聞いた俺は・・・
素早い動きで黒崎に近付き、そして首に手をかけ力を込めながら
「あんまり俺を甘く見るな!!女だからといって容赦はしない!!」
と耳元で囁いた後、手を離した。
黒崎は咳き込みながら崩れ落ちていった。
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