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そこには
幸せそうに笑っている
自分と彼女がうつしだされていた…
『…あ…これ初めて展望台に行った時の……』
次々に二人愛し合っていた頃の
思い出がよみがえってくる…
でも、
今は写真の中の物語でしかない…
彼女を忘れようと
すべての想いを胸のおくに
しまいこんで
他の誰かと新しくスタートをしようと…
新たな気持ちを誓おうとしても…
閉じておこうとした
小さな震えを受け止めることができなかった…
君を消し忘れようと
ヒョン達やペンの前で
何度も笑い、平気そうに見えても
心の中は一人ぼっちで
その時間は果てしなく長く
早く彼女から目を覚ましたかった…
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