私なんて必要ない

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そうだ!!!!! 私が思い出したのと同時に腕に痛みと視界がグラリと床に向かっていたら上から声が聞こえた 「副長…あんま俺の名前言わんといてや」 関西弁の男が呆れながら何度言ったらわかるんだと言うように頭を抱え 「んなもんこの際どうだって良い!コイツは長州の……っ!」 一方冷静さを失っていた土方さんによる怒声 ぷっつん。 私の中で何か大切な袋がキレた気がする…笑 『ッたく!話すのは良いがさっさとよけろよ……』 口論を始めようとしていた二人に殺意を覚え【少々】乱暴に言いはなつ。 今の私の状況は丞と呼ばれた男に腕を組み敷き上から押さえつけられていたのだ
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