『第一章:運命』

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階段を降りていくと笑い声が聴こえてくる 家は三人家族なので母さんだろう。 朝ご飯も食べないで何してんだか。 「テレビ見てる」 by作者 ………何か出てきたよ今。 この家のセキュリティーどうなってんの。 何余裕で不審者入れちゃってんの。 あ、間違えた害虫だった。 この後、害虫もとい作者がリビングの隅でしくしく泣いてたのは内緒。 「おはよー母さん」 「おふぁよ息子よ」 「朝っぱらからポテト〇ップス食べると太るよ」 「うるさい。 私は朝ご飯はポテトチ〇プス薄塩味と決めているんだ。 決めた事は死ぬまで突き通す。 それが私たち赤西家のルールだよ。」 「かっこいいこと言ってるつもりだろうけど今の母さんの行動は突き通す程の物じゃないからね?」 そんなくだらない会話をしてから俺の朝は始まる。
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