プロローグ

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「………………ん?」 「………………む?」 ……………………。 静寂が2人しかいない教室を支配する。 こいつは…… 俺は無意識に席を立っていた。しかしそれは向こうも同じようで、お互いにそっちに歩き出すのに時間はそうかからなかった。 「俺は夢色 神酒。罠に関しては神すら落とし穴に落とせると自負している」 「私は宿無 蒼希。改造に関しては神すらサイボーグにできると自負している」 ーーーーフッ ーーーーニッ 俺達は自然と笑みを浮かべていた。 「よろしくっ!」 「こっちこそっ!」 それがこれから学園を乗っ取る為にいろいろやらかす俺達の出会いだった。
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