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「あんたみたいな!!マンガに出てくるお人好しがこの世にはまだいるんだねぇ~いやぁ~感動しちゃったな~。」
振り替えるとそこには綺麗な長い金髪をなびかせ、目はエメラルドグリーンの色をした!!綺麗な女が立っていた。
なんなんだこいつはキャバ嬢か…
「マンガみたいなこととはなんだ…普通の事だろ。」
「普通できないよぉ~そんなこと見て見ぬふり!!そんな奴が大半だね。」
確かに…と納得してしまう…それよりも余裕を持って出てきたはずなのに時刻はすでに8時半を示していた俺はそっけなく返答した。
「そうだな…じゃ俺は急いでるんで!!」
「うん!!きみぃ~名前は?」
なんで名前なんか聞くんだ…この女は…と思いながらも急いでいた俺は名前を教えた。
「愛澤正義だ!!じゃーな!!」
「名前からしてマンガぁ~じゃーねぇ~正義くぅ~んまた後で!!」
また後で?キャバクラなんか俺は行かないぞって思いながら女の発言は無視して学校へと向かった。
ぎりぎり間に合った俺は自分のクラスを探し教室に入ることに…。
教室には真新しい顔が沢山…どうやら知り合いは一人もいないらしい…。
俺の席は左端の2番目まぁ出席番号順だから仕方ないか…それより…俺よりも前に人がいるなんて…しかもまだ来ていない模様。
いったいどんな奴なのだろうか黒板には『愛沢』とかいてある…
「げっ俺と同じ名字…漢字は違うけど…」
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