俺の追っかけ！！

～華恋～

『愛沢　華恋』(あいさわ　かれん)

「華に恋って書いて華恋よ！！私にぴったりな名前でしょ。笑」

「ぴったりね…って…うん？ちょっと待て…愛沢…お前が俺の前の席の…愛沢なのか？」　

「えぇ～！！私、正義君と一緒のクラスなの？やったぁ～！！！バカップルになろうね！！笑」

華恋はニコッと笑う…。

「ちょい待てーーー！！誰がOKと返事をした！！誰が！？」

「正義くん！！」

「なにぃ～いつだ？」

「さっき！！」

「なんて？」

「嫌じゃないって！！」

「ちょい待て～それは返事を言ったとはならないぞ…。」

「えぇ～つまんないぃ～やだやだ！！」

「つまんないじゃーねぇ～！！ってかお前キャラかわってねーか？」

「そんな…お前なんて言わないで！！華恋…華恋ちゃんって呼んで～！！」

なんなんだこの女は…助ける前とは大違いじゃないか…　　
俺はどうやってここを切り抜けられるか考えた…
……これなら～！！

「お前が！！」

「華恋または華恋ちゃん！！」

「うぅん！！華恋が俺に勝てたら付き合ってやる！！華恋もさっき言ってただろ！！俺もそれを使わせてもらう。」

よしっナイス俺！！さすがに女の子に俺が負けるはずない…。
だがこの発言が後の平和だったはずの生活を一変させてしまうことを俺は知らなかった…。