夢マスク

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「店長!なんであんなの雇ったんですか!全然働かないし、愛想悪いし、他のスタッフの迷惑にしかならないじゃないですか!」 店長と呼ばれた男は困り顔で笑う。 「面接の時点では、どんな働きぶりかなんてわかんないよ。実際、働いてみると、キチンと頑張る子かもしれないし…」 「そりゃそうですけど…」 「まだ店にも、仕事にも慣れてないだけかもしれないから、長い目で見てやってよ。」 眉の間にシワを寄せて、うつむいていたバイトリーダーの男は小声で 「…はい…」と返事をした。 「じゃ、そーゆー事で。」 店長は、事務所を後にした。
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