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『ああ、そうか。おい白夜、人んとこ露出狂にするんじゃねーよ』
『へ?』
『すーくんだってそうだよ。私、猥褻物なんて陳列してないもん』
『へ? へ?』
『陳列してるだろうが。なんだそのふたつ揺らしてんの。南の島の椰子の実かよ』
『違いますー。これはあれだよ…。雪見だいふく。それ言ったらすーくんだって…。その、朝見ちゃったんだから…』
『えっと…あたしにも説明…』
『ば、お前。ちげーよ! これはあれ…エクスカリバーだ。アーサー王の聖剣だぜ?』
『へー…。性剣の間違いじゃないの?』
『みゃー!! んみゃー!!!』
エクスカリバーと雪見だいふくで火花を散らす俺と白夜。
その間でぴょんぴょんと跳ねながら、妖精みたいなのが奇声を上げている。
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